受入・指導について
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卒業研究を通じて,科学的・論理的な思考法,適切な問いの立て方,英語論文の読み方,文章作成の技術,因果推論の方法,統計学的な分析の方法,プログラミングの技術,プレゼンテーションの技術などを学びます。
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質問は大歓迎です。私が研究室に在室しているときは,取込み中以外は気軽に来てもらってかまいません
(研究室の前に在席中・取込み中等の掲示をしています)。ただし不在の場合などもありますのでメール等で事前に時間調整したほうが確実です。
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研究室配属後は研究室で定期的にゼミおよび個人面談を行います
(時間帯は相談して決めます)。これらは卒業研究を行ううえで必須となりますので,可能な限り参加するようにしてください。
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研究テーマは個人面談等で学生ひとり一人の関心を聞きながら相談して決めます。基本的には学生の関心を尊重したうえでテーマを決めてもらうつもりですが,明らかにうまくいきそうにないテーマや現実的に研究を実施するのが困難なテーマであると思われる場合には,現実的な落としどころを一緒に考えていくことになります。
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研究室配属の時点で具体的な研究テーマが決まっていなくても,知覚・認知心理学に関心があれば受け入れは可能です。研究テーマが決まっている場合でも,研究室配属後に先行研究を調べていく中で,当初考えていた研究テーマで研究をすることが現実的に難しいと分かり,テーマ変更を余儀なくされることも往々にしてあります
(既にそのテーマの研究がやり尽くされていたり,卒業研究として実施するには手間や金銭的なコストが大きすぎたりすることが判明するなど)。ですが,研究というのはそういうもので,「目標に向かって一本道を進んでいく」という形で研究が進むことは始めのうちは稀であり,紆余曲折するのが普通です。そのような回り道は決して無駄ではなく,後で意外なところで役立ったりするものなので,迷うことを恐れずに,広い視野を持ちながら自分に合う研究テーマを探索してください。
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卒業研究を行うためには英語論文を読むことが必須となります。DeepLやChatGPTなどのツールを利用して翻訳してもかまいませんが,ツールの誤りに気付ける程度の英語力がないと苦労するかもしれません。英語論文の読み方については3年次の授業(心理演習)やゼミ等で指導します。
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卒業研究も立派な研究です。問いの立て方と検証の方法が適切であれば,国内外の学術誌に投稿して論文として掲載することも十分可能です。実際,これまで武藤が関わった学生の卒業研究のいくつかは学術誌に掲載されています
(e.g.,
水原他, 2018,
Muto, Ide, et al., 2019
)。意欲のある学生はぜひ投稿できるレベルの卒論を目指して頑張ってください。そのためのサポートは惜しみません。なお,卒論は英語で書くことも可能です。武藤としては,当研究室で行われる卒業研究の半分以上を学術誌に投稿できるレベルのものにしたいという目標を掲げています。
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現代システム科学研究科認知行動科学分野
(博士前期課程) および現代システム科学研究科心理学分野 (博士後期課程)
に所属する大学院生の指導を行っています。私の研究室に進学を希望する方は,必ず事前にメール等でご相談のうえ,面談をしてください。Zoomでの面談も可能です。現代システム科学研究科認知行動科学分野では,受け入れを希望する教員との事前面談なしで大学院を受験することができないルールとなっております。
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大学院入試は年に2回,夏と冬に行われます。詳細は入試情報サイトをご覧ください。
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取得できる学位は修士 (学術) または博士 (学術) です。
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大学院生には,中百舌鳥キャンパスA15棟内にある院生室のデスクが割り当てられる予定です。
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大阪府は大阪府民を対象とした授業料等支援制度を設けているため,公立大学である本学の入学者は授業料の減額あるいは免除を受けられる可能性があります。詳細はリンク先
(大阪府のWebサイト内のページ) をご覧ください。
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博士後期課程の学生向けの助成事業として,本学では「次世代研究者挑戦的研究プログラム」や「科学技術イノベーション創出に向けた大学フェローシップ創設事業」などを提供しています。詳細は本学の「大学フェローシップ創設事業」のページをご覧ください。ページ下部の「Link」から各事業のページに飛ぶことができます。
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国際的に活躍できる一人前の研究者として必要な技能を習得できるように研究指導を行います。具体的には,科学的・論理的な思考法,適切な問いの立て方,問いを解決するための研究計画の立て方,英語論文の読解・執筆の方法,統計学的な分析の方法
(ベイズ統計学や統計モデリングを含む),プレゼンテーションの技術などを (必要に応じて) 習得します。特に,なるべく早い段階で国際誌に英語論文を投稿できるようにサポートを行います。
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現代の知覚・認知心理学における共通語は英語であり,日本語で書かれた論文は読まれづらく,研究業績として評価されにくいため,mutolabでは学術誌等に投稿する論文は原則としてすべて英語で書くこととしています。ただし,国内の学会・研究会における研究発表の抄録やレビュー論文,その他日本語で書くべき理由のある原著論文などに関してはこの限りではありません。修士論文・博士論文は日本語でも英語でも執筆可能です。
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当研究室では知覚・認知心理学や研究法に関する幅広いテーマを扱っています。武藤がこれまでに論文を書いたことのないテーマの研究をしたい学生も大歓迎です。
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研究者としての視野を拡大することと人脈づくりのために,学外の研究者とコミュニケーションをとる機会を積極的に設ける予定です。
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指導教員や他の研究者の意見に対しては,「素直に聞くこと」と「批判的に聞くこと」の両方を心がけるようにしてください。自分の渾身のアイディアや信念を批判されるのはとてもつらいことですが,これは研究においては避けては通れないプロセスです。特に駆け出しの研究者は研究分野の基礎知識が不足しがちなので批判を受けるのが当たり前です。批判というのはあくまでも意見や行為に対するものであって当人の人格を否定するものではありませんし,研究をより良いものにすることを目的として行われるものなので,必要以上にへこむ必要はありません。逆にいえば,そのような誤解を招かないように批判する側には「言い方」に気を付けることが求められます
(これが苦手な研究者も多いのですが)。こういったことも指導を通じて学んで頂けたらと思います。ただし,指導教員や他の研究者の指摘の方が間違っているというケースも往々にあります。少しでも疑問を持ったときには,その疑問を言語化し,適切なことばで指摘するようにしてください。質問や間違いの指摘は大歓迎です
(武藤の恩師もこのスタンスを貫いていました)。
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研究の関心が一致すれば,心理学以外の学部・学域等を卒業した方であっても受け入れ可能です。事前にご相談ください。必要に応じて講義資料の共有や勉強法に関するアドバイスを行います。
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当研究室では日本学術振興会特別研究員 (PD) の応募を歓迎しております。関心のある方はぜひメール等でご相談ください。
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大阪公立大学は学振PD等の雇用制度導入機関として登録されているため,特別研究員は大阪公立大学と雇用関係を結ぶことが可能です。雇用関係を結ぶことで各種手当や社会保険が適用されます
(希望しない場合は従来通りのフェローシップ型も選択可能です)。
このページの作成日:2025年4月1日
このページの最終更新日:2025年4月1日