当研究室と共同研究をしてくださる研究者や企業等の方は,メール等でお気軽にコンタクトをください。ただし,トラブルを防止するために,共同研究の依頼・相談をされる場合はご連絡いただく際にその旨を明記するようにお願いします。
当研究室と共同研究をしてくださる研究者や企業等の方は,メール等でお気軽にコンタクトをください。ただし,トラブルを防止するために,共同研究の依頼・相談をされる場合はご連絡いただく際にその旨を明記するようにお願いします。
共同研究の際に当研究室が提供可能な貢献の例を以下に示します。
当研究室は産官学連携にも関心があります。大阪公立大学の産学官連携推進制度を利用して,共同研究・受託研究・教育研究奨励寄附金などの形で研究を行うことができます。
当研究室ではオープンサイエンスを重視しています。具体的には,
などの,研究の透明性を担保するための実践を積極的に行っていく方針を採っています。当研究室との共同研究をご希望の際はこの点をご理解頂きますようによろしくお願いたします。この中でも特に,当研究室では生データの公開を最も重要視しています。もちろん,個人情報や企業秘密を含むデータを扱う場合など生データの公開が現実的に困難な場合もありますので,そういった場合には柔軟に対応します。例えば,生データを公開できない場合でも,生データを模したダミーデータと実際に分析に使用した分析スクリプトを公開することで,研究の透明性をある程度担保できる場合があります。研究の内容や扱うデータの性質に応じて現実的な落としどころを考える必要がありますので,この点に関してはなるべく早期にすり合わせをさせてください。ただし,一般的な心理学の基礎研究で,データを公開できない明確な理由が存在しないにもかかわらず生データの公開を拒否される場合には,共同研究をお断りさせていただく場合がございます。オープンデータに関する当研究室の考えは武藤 (2022) に書かれています。なお,研究不正 (QRPを含む) を行うつもりのある方とは共同研究はできませんのでご了承ください (当たり前のことではありますが,特にQRPに関しては未だに不正と理解せずに行っている研究者を見かけるため,あえて明記しました)。
当研究室のメンバーが参画した共同研究の成果を学会や学術誌等で発表される際には,当該メンバーの貢献を適切に評価したうえでオーサーシップ (著者名または発表者名のクレジット) を与えていただくようにご留意願います。当人がオーサーシップを自ら辞退した場合はこの限りではありませんが,当該メンバーが実質的な貢献をしたことが客観的に明らかであるにもかかわらずオーサーシップが与えられないといった事態は避けていただきたいと思います。私自身,研究に実質的な貢献をしたという自認があるにもかかわらず,その研究に関する論文がいつの間にか私の名前抜きで出版された経験があるため,トラブルを回避するためにも,オーサーシップに関しては研究のなるべく早い段階で相談させてください。特に,当研究室のメンバーに研究に関する仕事を依頼される場合は,それが共同研究者としての仕事なのかそうでないかを可能な限り明確に示して頂けますとありがたく存じます。不明瞭な場合には,こちらから確認させていただいたうえでお引き受けするかどうかを判断させていただきます。
人や動物を対象とした研究を行う場合には,研究実施前に倫理的な問題を十分検討し,研究倫理審査委員会の承認を得る必要があります。共同研究においても,この点をご理解くださいますようお願いいたします。
この点を明記した理由は,特に異なる分野の方と一緒に仕事をする際に,研究倫理に関する認識に齟齬が生じる場合があるからです。たとえば,「心理学では事前に倫理審査が必要だが,〇〇学では不要である」とか,「〇〇学では研究開始後に倫理審査を受けるのが一般的で,事前の申請は不要」といった説明を受けたことが実際にあります。しかし,倫理審査の目的は,研究対象者のリスクを事前に評価し,潜在的な不利益を未然に防ぐことです。研究対象者にとっては分野の違いは関係がなく,倫理的な基準が分野によって異なることは正当化できません。ほとんど同じような調査なのに,心理学では倫理審査が必要だが〇〇学では不要,とみなされるのだとしたら大問題です。
研究分野によって研究手法やリスクの程度は異なるため,現実的には各分野の慣行や専門知識に基づいて倫理審査が行われます。しかし,このことは,研究分野によって倫理審査の基準や必要性が異なっていてもよいということを意味しません。実際,研究倫理審査委員会は複数分野の研究者で構成されるのが一般的ですが,これは,研究倫理が本質的に分野横断的に検討されるべきものであることを反映しています。研究分野間での手法や慣行の違いを理解し合うことは大切ですが,研究倫理は分野固有の問題ではないため,「分野の違い」を理由にリスクを軽視することは受け入れられません。
既存のデータの二次分析など,研究手法によっては事前に承認を得ることが難しいケースも存在します。そのような場合でも,研究に倫理的な問題がないことを十分検討し,研究対象者のリスクを最小化できるよう努めてください。必要に応じて事後に倫理審査申請を行うことも検討します。
最後に,論文等で研究成果を報告する際には,研究の透明性を担保するために,倫理審査委員会の承認を得たという事実に加え,その承認が研究の実施前・実施後のどちらに得られたかについても明記するという方針に同意いただきたく存じます (この点に関する意見論文のプレプリントはこちら)。
当研究室はしばしば統計分析の仕事を引き受けることがあります。実際に,武藤がこれまでに統計分析を担当・監修した共同研究のいくつかは共著論文として出版されています。このような共同研究の依頼はもちろん歓迎しますが,特に分担研究者 (非筆頭著者) としての統計分析の仕事を依頼される際には気を付けていただきいことがいくつかございますので,以下の内容をご確認ください。ただし,当研究者のメンバーが筆頭著者となる研究や,共同研究としてではなくコンサルタントやアドバイザーとしての仕事を依頼される場合にはこの限りではありません。